沖縄在住の方や居住を考えている人で「沖縄の平均電気代は高い?」「値上げはいつから?」と気になり調べたことはありませんか。
結論、沖縄地方の平均電気代は1ヶ月あたり9,277円で、九州・沖縄地方は全国的に見ると電気代が安い傾向にあります。また、値上げに関しては2023年6月に2.1%値上げが報告されています。
当記事では世帯別・一人暮らしの方で沖縄の電気代について徹底解説することはもちろん、少しでも電気代を安くするために新電力会社へ乗り換えるるメリットとおすすめの新電力会社を紹介しています。
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監修者 |
環境・エネルギー分野のビジネス推進や企業の社会貢献活動支援をしているRAUL株式会社 代表取締役社長。複数の社団法人で理事を務める他、環境省 地域再省蓄エネサービスイノベーション促進委員会の委員のひとりでもある。 著書に |
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Contents
【世帯人数別】沖縄地方の電気代と全国平均を比較
総務省統計局の「家計調査」(2023年)によれば、全国の平均電気代は以下の通りです。
地方 | 1カ月の平均電気代 |
---|---|
全国 | 10,222円 |
北海道地方 | 11,254円 |
東北地方 | 12,397円 |
関東地方 | 9,881円 |
北陸地方 | 13,096円 |
東海地方 | 10,517円 |
近畿地方 | 9,268円 |
中国地方 | 11,699円 |
四国地方 | 11,225円 |
九州地方 | 8,649円 |
沖縄地方 | 9,277円 |
沖縄県の平均電気代は9,277円であり、他の地方より電気代は低めです。
出典:統計局ホームページ‐家計調査 / 家計収支編 総世帯 年報
一人暮らしの場合
政府統計の家計調査によれば、単身世帯(一人暮らし)の場合の平均電気代は以下の通通りです。
地方 | 1カ月の平均電気代 |
---|---|
全国 | 6,726円 |
北海道・東北地方 | 8,103円 |
関東地方 | 6,635円 |
北陸・東海地方 | 7,252円 |
近畿地方 | 6,052円 |
中国・四国地方 | 7,394円 |
九州・沖縄地方 | 5,513円 |
一人暮らしの場合の、全国の平均電気代はひと月あたり6,726円です。九州・沖縄地方の平均電気代は5,513円であり、平均よ低めの水準となっています。
出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 年次 2023年‐政府統計の総合窓口
二人暮らし以上の場合
地方 | 1カ月の平均電気代 |
---|---|
全国 | 12,265円 |
北海道地方 | 13,059円 |
東北地方 | 15,020円 |
関東地方 | 11,876円 |
北陸地方 | 15,992円 |
東海地方 | 12,316円 |
近畿地方 | 11,088円 |
中国地方 | 14,331円 |
四国地方 | 13,359円 |
九州地方 | 10,605円 |
沖縄地方 | 10,962円 |
2023年沖縄地方の二人暮らし以上の平均電気代は、ひと月あたり10,962円で、全国平均である12,265円よりも低くなっています。
出典:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 月次 2022年‐政府統計の総合窓口
沖縄県で電気代を見直すなら「おうちでんき」がおすすめ!
- ソフトバック・ワイモバイルユーザーがお得
- 従量料金がお得になる
- 電気の品質が悪くなる心配がない
おうちでんき(沖縄電力エリア)では、ソフトバンクやワイモバイルユーザーがお得になる「おうち割でんきセット」を提供しています。
サービス提供エリアの各電力会社における規制料金と比較して、毎月の従量料金が1%お得になるのも嬉しいポイントです。
最低料金(税込) | 【沖縄電力エリア おうちでんきの場合】 最初の10kWhまで:643.05円 |
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電力量料金(税込) | 【沖縄電力エリア おうちでんきの場合】
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プラン例 |
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違約金 | 0円※解約事務手数料550円(税込) |
運営会社 | SBパワー株式会社 |
出典:おうちでんき
※3年目以降の割引金額は55円/月です。
おうちでんきのキャンペーン
おうち電気の沖縄電力エリアで受けられるキャンペーンは、主に以下の二つがあります。
エコ電気アプリに登録するとPayPayポイントがもらえる
エコ電気アプリ(無料)の初回登録が完了すると100円相当のPayPayポイントがもらえるキャンペーンです。
エコ電気アプリでは、前日までの電気代の確認やAI技術を用いた1か月分の電気代の予測などができます。
利用の流れ
おうちでんきの申し込み※から利用までの流れは、概ね以下の通りです。
- Web(24時間)・店頭・電話いずれかの方法で申し込む
- 申し込み完了後、利用開始日などが記載された書類が届く
- スマートメーターへの交換が行われる
- 利用開始
申し込みをする際は、現在利用中の電力会社の契約内容が分かる検針票などが必要となります。
検針票を持っていない場合には、地域の電力会社または電力会社のWebサービスにて、現在の「契約者名義」や、「お客様番号」「供給地点番号」「契約種別・容量」などを確認しなくてはなりません。
その後、従来型の電力メーターが設置されている場合は「スマートメーター」への交換が行われますが、立ち会いや費用負担は原則不要です。ただ、この際に15分程度の停電が発生する可能性があることを留意しておきましょう。
こういった一連の流れを経て、書類に記載された利用開始日(利用開始から約10~45日後)から利用開始となります。
※各サービスにより、申し込み方法は異なります。
沖縄県でお得に電力会社を選ぶポイント
沖縄県でお得に電力会社を選ぶポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 供給エリアか
- 違約金・解約金がないか
- 割引後もお得に利用できるか
- 支払い方法の制限の有無
供給エリアか
電力会社を選ぶ際には、住んでいる地域が供給エリア内であるか必ず確認しましょう。
住んでいる地域が提供エリアでなければ、電気の供給が受けられずサービスを利用することは不可能です。
なお、前述した「おうちでんき」なら沖縄エリアにも対応しています。お得な割引特典や期間限定のキャンペーンも実施しているので、ぜひ式公式サイトをチェックしてみてください。
解約金・違約金がないか
解約する際に解約金や違約金を支払わなくてはならない電力会社も存在します。
サービスを契約してみたものの自分のライフスタイルに合わなかったという場合に、違約金・解約金があると別な会社に切り替えにくくなってしまいます。
こういった事態を回避するためには、違約金・解約金が発生するか事前に確認しておくことが肝心です。
割引後もお得に利用できるか
「毎月○○円割引が入る」「年間で○○円お得になる」等といった、割引特典やキャンペーンの情報を電力会社のホームページで見たことがある人もいるでしょう。
ここで注意しなくてはならなのは、割引後の月額料金が必ずしも今より安くなるとは限らないことです。
割引特典の充実度で電力会社を選ぶのも一つの手段ですが、割引が受けられる期間が終了した後もお得に利用できるかどうか確認することを怠ってはなりません。
支払い方法の制限の有無
電力会社によっては、支払方法が限られている場合があります。特に新電力会社は、クレジットカード払いしか受け付けておらず口座振替ができないケースも珍しくありません。
おうちでんき指定の携帯キャリアやインターネットを利用していれば、電気と支払いをまとめることも可能です。
沖縄県で新電力会社に乗り換えるメリット
沖縄県で新電力会社に乗り換えるメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 電気料金を節約できる
- 電気の質は変わらない
- スマートメーターで電気の使い方を確認できる
- 停電しやすくなる心配もない
電気料金を節約できる
新電力会社に乗り換える大きなメリットは電気代を節約できることです。多くの新電力会社は大手電力会社よりも電気料金を安く設定しているためです。
新電力会社が大手電力会社よりも安価で電気を供給できるのには、以下のような理由があります。
- 大がかりな設備投資を必要としない
- 特定の層に向けたプランを提供できる
- 電気サービス以外の収益源がある
大手電力会社は対応エリア全域に電気を供給し、消費者が同時に電気を利用しても停電しない環境を構築するために、設備投資に莫大なコストを払っています。そのコストを回収しなくてはならない分、大手電力会社の電気代は割高になる傾向があるのです。
一方、基本的に発電を自社で行うことのない新電力会社は大がかりな設備投資が必要ありません。
また、ユニバーサルサービスとしてあらゆる顧客層に平等に電気を供給してなくてはならない大手電力会社とは異なり、新電力会社は特定の層に向けて最適化されたプランを提供することが可能です。
会社の強みを活かし利益が見込める層にターゲットを絞るといった経営手法をとることで、電気代を安く抑えつつ経済的合理性を高めることができるのです。
電気サービスで収益を得られなくてもその他の事業が成功していれば経営が逼迫することはないため、電気料金をリーズナブルな価格帯に設定できるのです。
電気の質は変わらない
新電力会社に乗り換えると、電気の質が悪くなるのではないかと不安に思う人もいるかもしれませんが、こういった心配は必要ありません。
したがって、電力会社が切り替わっても電気の質が落ちることはありません。
スマートメーターで電気の使い方を確認できる
新電力会社に切り替えると、電力使用量を測定するためのデジタル式電力量計「スマートメーター」を設置する必要が生じる場合があります。
設置自体に費用が発生する可能性がある(原則無料)のは難点ですが、スマートメーターには「30分単位で電気使用量を測定し、さらにHEMS(ヘムス)という機械と連動させることで測定データを細かく確認できる」といったメリットがあります。
これにより、自身の電気の使い方を可視化でき、電気の無駄遣いなどを未然に防止することが可能になります。
停電しやすくなる心配もない
前述したように、新電力会社は地域の大手電力会社の送配電設備から電気を供給しています。
仮に、停電を引き起こすような設備のトラブルが発生した場合、大手電力会社を利用していても新電力会社を利用していても停電のリスクは同等です。
沖縄電力から乗り換える際に知っておきたい注意点
ここまで解説してきたように新電力会社には様々なメリットがありますが、沖縄電力から乗り換える際にはいくつか注意点があります。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- 値上げのリスクがあることを把握しておく
- 倒産のリスクがある
- 事前に料金シミュレーションをしておく
- 引っ越しシーズンは早めに申し込みを済ませる
値上げのリスクがあることを把握しておく
新電力会社が提供するプランの中には、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に応じて電気料金の単価が決定される「市場連動型プラン」が存在します。
市場連動型プランの場合は、電気の市場価格が高騰した場合に単価が引き上げられる可能性があります。契約期間中に電気代が値上げされるリスクがあるということです。
市場連動型プラン以外のプランでも、電力会社が燃料費の高騰などによる多大な経済的影響を受けた場合には、当初の契約内容が変更され電気代が高くなる懸念があります。
倒産のリスクがある
大手電力会社よりも経営規模が小さい新電力会社には、倒産や事業撤退のリスクがあることも留意しておきましょう。
とはいえ、契約している新電力会社が倒産・撤退しても、すぐに電気が使用できなくなる心配はありません。新電力会社が倒産・撤退した場合には、地域の大手電力会社がかわりに電気を供給する仕組みになっているためです。
電気の供給が止まってしまう前に、新しい電力会社に切り替える必要があります。
事前に料金シミュレーションをしておく
大手電力会社から新電力会社に切り替えると電気代が安くなる可能性があると述べました。しかし、新電力会社に切り替えたからといって必ずしも料金が下がるわけではありません。
新電力会社は、様々な顧客ニーズを想定し多様なプランを展開しています。
例えば、オール電化の家庭に向けに夜間帯の料金が安くなるプランが合ったとしましょう。
このプランをオール電化ではない住宅に住んでいて、夜間より昼間に電気を使用する人が契約した場合、料金が割高になる恐れがあります。
こういったプランとのミスマッチを防ぐために、事前に料金シミュレーションをするのがおすすめです。
引っ越しシーズンは早めに申し込みを済ませる
人気の新電力会社は、引っ越しシーズンとされる1月~4月あたりに申し込みが殺到する可能性があります。
余裕を持って引っ越しの2週間前には申し込みをしておくのが無難です。
新電力会社に乗り換える際の手順を解説
新電力会社に乗り換える際には、まずは手順を把握しましょう。ここでは、新電力会社に乗り換える際の手順について解説します。
- 毎月の検針票を確認する
- 乗り換え先の電力会社を選ぶ
- 乗り換え先を決定して申し込みをする
毎月の検針票を確認する
新電力会社に乗り換える際は、まずは毎月自宅に届く検針票をチェックしましょう。以下は、検針票で確認できる新電力会社に乗り換える際に必要な情報です。
- 現在使用中の電力会社名
- 現在使用中の電力会社のお客様番号
- 供給地点特定番号(電気の供給エリアを特定できる22桁の番号)
毎月の電気使用量や料金をインターネットにて確認している人は、電力会社のマイページより確認しましょう。現在契約中の電力会社に直接電話やメールなどで問い合わせて、確認する方法もあります。
乗り換え先の電力会社を選ぶ
検針票をチェックした後は、乗り換え先の電力会社を選びましょう。検針票の契約アンペア数と電気使用量を参考にし、現在よりも電気料金を抑えられる電力会社を探すのがポイントです。
また、電力会社によっては、インターネットや保険などのセットプランや、電気使用量に応じてポイントが付与されるお得なプランも用意しているので、要チェックです。
乗り換え先を決定して申し込みをする
乗り換え先の電力会社が決まったら、乗り換え先の電力会社の公式サイトまたは電話などから、申し込みの手続きを行いましょう。
申し込みをする際には、現在契約している電力会社の解約手続きを済ませる必要はありません。
また、現在従来型の電気メーターを使用している場合は、スマートメーターへ交換する必要があります。
よくある質問
まとめ
全国平均やその他の地方と比較して沖縄の平均電気代は低めです。とはいえ毎月の固定費として発生する電気代は家計を圧迫する一因にもなり得るため、できる限り節約したいと考える人は少なくないでしょう。
電気事業以外にも収益源がある分大手電力会社よりも安価で電気を供給でき、さらに豊富な割引特典を用意している新電力会社に乗り換えれば、電気代を大幅に下げられる可能性があります。
ただし、自分の生活スタイルに合わないプランを選択してしまえばかえって電気代が高くなる可能性があることや、新電力会社の倒産・撤退により、切り替えを余儀なくされるリスクが考えられることも留意しておきましょう。
執筆者 暮らしとお水制作・運営チーム
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