創業以来トーエルは「火」「水」「空気」を事業コンセプトに掲げ、生活に密着したライフライン企業として、安全・安心・安定を念頭に事業を展開しています。トーエルのコアビジネス「火」のLPガスは、独自の物流システムにより徹底したコストの削減と安定供給を推進。「水」のウォーター事業では、北アルプスとハワイに水源を確保し、国内はもちろん、海外へも販路を拡大しています。また、時代のニーズに対応して、電力小売り事業、光回線事業を開始。LPガスと水に電気・通信が加わることで、総合的なライフラインサービスを提供する「トーエルライフラインパッケージ」を実現しました。今後も強靱なライフライン事業社として体制を整えて参ります。そして、これまでの事業で培ってきた技術と経験を活かし、第3の事業である「空気」の柱として、植物工場の拡大も進めています。創業者の経営理念である『商いは全ての人に仕えること』をモットーに、これからもお客さまの暮らしを支え、皆さまから愛される企業を目指し、社員一同、邁進して参ります。
お客様のライフラインと直結した物流ネットワークで、豊かで安全・安心な生活をサポートしています。
トーエルは物流改革を軸としたイノベーションにより、他に類を見ない効率の向上とコストの低減に取り組んでいます。エネルギー事業においては、湾岸基地よりエンドユーザーへLPガスを直接輸送(湾岸直送)、車両の大型化による効率の向上、配送ルートの直線化による密度の向上(直線配送)。また、ウォーター事業においては一貫した自社インフラの構築やLPガスで培った配送ノウハウの利用。これらを支える司令塔である大型のコールセンターでは、GPSによる作業状況の把握システムやPDAによる作業支援システムを業界に先駆けて採用しました。本業であるエネルギー事業では、一般家庭用を始めとして大型業務用へのLPガス販売に加え、ガスヒートポンプ、コジェネレーション、燃料電池といった幅広いエネルギー活用提案と展開が可能です。
需要期が異なる事業で、年間を通してバランスの取れた収益構造を目指します。
お客様のライフラインを支える企業としての使命を明確に認識し、さらに将来を見据えた新事業を展開しています。
地域のお客様とのコミュニケーションを通じ、生涯お付き合いいただける企業を目指します。
~安定成長に向けた取り組み~
~さらなる成長への取り組み~
市場のニーズにいち早く対応し、新たな価値を創造します。
~将来を見据えた取り組み~
エネルギー事業においては、LPガスの販売のみにとどまらず、太陽光発電、燃料電池、風力発電などの新エネルギーをLPガスと組み合わせ、総合的にエネルギーに関わるサービスを提供する会社となるべく取り組みを行っています。また、バルク貯槽20年問題に対応するワンストップ体制も整備し、バルク事業の更なる拡大を図って参ります。
ウォーター事業については、ハワイ・オアフ島のオアフファクトリーを始めとし、アルピナ北アルプス工場の拡張など生産体制の拡充を行って供給体制のさらなる安定化を図るとともに、ブランド力を活かした新興アジア諸国などへの飲料水の輸出など、海外への展開を行っております。
安定のLPガス、成長事業のウォーター、規制緩和により成長の見込まれる電気、ますます社会インフラとして重要になりつつあるインターネットを含む通信の事業を組み合わせ、お客様のライフライン全てをお得に支える『ライフラインパッケージ』も推進して参ります。
また、食の安全がかつてない注目を集める中、LPガス容器検査工場の余剰ガス(残ガス)を利用した植物工場の運営は今後も継続して行って参ります。
こうした取り組みにより、エネルギー事業で安定した収益を確保し、ウォーター事業では関東圏から海外へと成長を求めていくとともに、戦略的に事業展開していくための高度な専門性と適応性を兼ね備えた人材の育成と、骨太な経営体質を実現するための財務体質強化にも引き続き注力して参ります。